日 時 令和2年6月21日(20日夜発 当初予定を1日繰り下げた。)
天 候 晴れ 日食は殆ど見えず。
行 先 越美 姥が岳1454m
コース 平家平(P)〜姥が岳〜大トチの木まで寄り道〜(P)
難度ランク A 歩行 約4時間半
参 加 K崎(車・幹事)・K林(英)・M鍋・M野
6月に入って近畿では府県を越えた外出は自粛解除になりました。でも山登りなんて不要不急ですから
個人的には山登りを再開はしたけど近場で他人と接触をしないような形でした。
6月19日からは全国で外出自粛も観光なども解禁です。
このところ会の例会もCancel続きだったので臨時を企画しました。
梅雨の晴れ間狙いで行先は福井と岐阜の県境の姥が岳1454mです
姥が岳はブナの森と黄連で有名です。 大阪からだと距離はざっと250km。
前夜発となりますがCoronaの三密対策で車中のMask着用・窓開けと途中の
仮泊では共同のテント泊は取りやめとします。
6月20日夜7時 岸和田でK林さん、三国ヶ丘でM鍋・M野さんPickUpして福井へ向かいます。
今夜の仮泊地は福井の道の駅「朝倉水の駅」で11時半着。 やはりちょっと一杯。
21日、姥が岳の登山口は大野市の平家平で大野からR157を岐阜県境の温見峠方面に向かいます
真名湖ダムの麻奈姫像の所でM鍋さん、姥が岳には大分以前きたことあるって。
今回のMember全員、一昔前なら翁に姥と言われる年齢にも近いね。
R157から平家平への狭い林道へ入ります。舗装はされてるけど対向は出来ない道で幸い対向車は無く平家平(P)に到着。
用意して歩き出したら珍事発生。
ガツンと音がして振り返るとM野さんが頭を抱えてます。
スマホをポシェットに入れようと下むいて歩いてたら車両進入止めのGateの鉄の看板に頭を思いっきりぶっつけたんだと。
幸い看板も彼女の頭も壊れずに済みました。
見事なブナ林が続いてます。しっとりとした空気が感じられ癒されますね。
ブナの林床にはオーレンですが残念ながらもう花期は終わってました。
オーレンの白い花は5月残雪が残るころに咲くらしく一月遅かった。 サンカヨウは一杯見れました。
何本か作業道と交差します。 オーレンは栽培物で福井県は大産地です。
1200m位まで登ってくるとブナ平とでも言いたいような平坦地に出ます。
ブナの木が適当な間隔で一面広がってます。 鹿が2匹跳ねていきました。皆思わず良いなあっ。
涼しい風が吹き抜けます。
樹間からはこれから向かう姥が岳への長い緑の尾根が見えます。
どんな山でも大抵一部はガレた岩肌が出てますがこの山は一面緑で覆いつくされてます。
福井の快活なおしゃべりのお嬢さんの二人連れに追い越されましたがこの子達
それこそバンビみたいに跳ねて行きましたね。
しっとりした尾根道をゆっくりと登っていくとさっきのバンビたちがもう下ってきます。
山頂にはだれもいず貸し切り。 みなBeer出してプシュ〜。
木が邪魔で北の方しか見晴らしがありませんが手前は銀杏峰ゲナンポでその後ろのの大きいのは荒島岳です。
そのずっと奥には薄く霞んでますが白山の別山かな? 東の方へ少し切り開きを往くと平家岳が見えます。
秋にでも行くか。
昼食も済ませて下りにかかると沢山登ってきます。
作業道に出てきたらもう一つのお目当て大栃の木を見に行ってみます。
手前が広場になってて冷たい水が引かれてホースから出てます。。
その先に森の巨人、栃の巨木が立ってました。 巨木に付き物のウロもなし。
宣伝されてないけどこんな巨木があったんだ。夜叉が池への途中にもトチの巨木があったけど
こっちのほうが大きいんじゃないかな。
身体を寄せて長寿精気のおすそ分けをお願いしておきました。
姥が岳良い山です。
帰路、夕方マキノ辺で日食が始まったようですが僅かに左下が欠けたんかな。
湖西線を通っていると高島あたりから長い渋滞です。皆自粛明けの反動で大勢出てきたんでしょうか。
僕らもそうですね。 (記 : K崎)