大峰南部・中八人山


bP104  中八人山例会報告  
 日時等   平26年4月19日(土) 日帰り天候晴れ
 行き先    大峰南部中八人山1397m (西八人山・南八人山1408m)
 コース      R168風屋=滝川奥原=滝谷橋(P)〜石仏山北峰〜西八人山
         〜中八人山〜南八人山往復〜石仏山北峰〜(P)
 ランクB     西八人山付近はちょっとややこしい。
 参加      K崎(幹事) M鍋 I上

本来の計画では19日は午後立ちして、登山口付近で宿泊宴会やって20日早朝から登山開始という
1泊2日を予定してました。これだと奥八人山まで行けそうです。
しかし20日の天気予報は芳しくはなさそう、19日は終日晴れとなってます。
計画を急きょ縮小して、19日に中八人山までの日帰りとしました。
遅い登山口出発だと行動時間が短くなるから、奥八人山は割愛せざるを得ないだろう。
幹事やってて気をもむのは、はっきりしないお天気の場合ですね。

4月19日(土) 岸和田駅でM鍋・I上さんPickUpして五條からR168で風屋へ、
少し先で笹の滝方面へ分岐。最奥の集落奥原へ。
こんな山奥にと思うような処に広い(P)と立派なトイレも有ります。
以前今は亡きB東さんの例会でここにTent張ったのも懐かしいです。
林道を更に数キロ笹の滝方面へ進んで、滝谷橋を渡ると目印の林業ラックレール小屋が見えました。
広い処に車停めて出発は9時半でした。
のっけからラックレール沿いの直登です。そのうち鹿よけNetが出てきてこれに沿って急登が続きます。
焦らず行くしかない、ガシガシと登ります。
お花と言えば馬酔木の白い花が目立つくらいで、ひたすら登り続けて傾斜がゆるんだら
石仏山北峰1157mでした。一息入れます。
南峰1185mは少し離れているし、皆さん既に行ったこともあるから省略。

ここで初めて地図出して方向確認します。
Tapeに小さく中八人山→と書いてるのも確認します。
まだ落葉木は芽吹き前で見通し宜しい。尾根には十津川村が設置した、境界の黄色の杭が多数
有りますから別に難しくはないけど踏み跡は薄いですね。
西八人山に近ずくと石楠花が増えてきます。
この植物はお花は綺麗だけど、歩く人間にとっては面倒な植生です。
大きな葉っぱが見通しを妨げるし、枝が密生してるし根っこも張って通行しにくいこと甚だしいね。
それに大体岩交じりとか痩せた険しい処に咲くんですね。
行く手尾根の横手に大きな山が二つ見えてきます。
尾根通しには例の黄色の杭が続いてますから、一旦下って向こうの山に続くんだろうと
石楠花かき分け前進しますがどうも変な感じ。
この尾根はどうも横手の山には繋がらず、谷に落ちていくようです。引き返しました。
境界杭の尾根から、直角に曲がって行くと二つの山に繋がって行きます。
Tapeも見つけて一安心。こちらは広い疎林の斜面ですから何処でも歩けます。
登り切れば三角点が有りましたが、山名を表す標識などないんですがここが中八人山だとは見当つきました。
枝に小さな標識が掛けられてるの発見。中八人山でした。
好天です。山はやっと冬から春を迎えかけています。3人だけの静かな山頂でした。

お昼にします。
M鍋さんが持ってきた缶Beerが旨いのなんのって。僕も一缶持ってるんだけど二つはね。
ザックおいて隣の南八人山まで往復してきました。
高さは南八人山の方が少しだけど高いし見晴らしも宜しい。
奥八人山の向こうには、南奥駈の山が繋がってます。宿題残してしまったね。
奥八人山を往復なら、あと二時間以上は掛りそうですから見送りはやむえません。
中八人山へ戻ってきたらもう二時廻ってます。下山開始。
帰りは石仏山までは快適な歩きでしたが、その先は嫌って言うほどの激下りでうんざりでした。
四時半(P)に戻ってきました。

念願だった中八人山に登れたから良しとしましょう。