大台・大杉谷


  

 No,1128  【 大杉谷 】例会報告

日    程 : 2014年11月8日(土) 〜9日(日)

天    候 : 8日(土) 晴れ、9日(日) 曇り のち 小雨

メンバー   : M賀(リーダー)  I上  M鍋  M川  K磯 (担当) 計5名

交通手段 : JR、近鉄電車、大杉峡谷登山バス

          コ  ー  ス :【8日】               【9日】

                        12:00 大杉谷登山口        06:30 桃の木山の家 出発

                      ↓                  ↓

                 13:00 京良谷(休憩)          07:00 七ツ釜滝

                       ↓                   ↓       

                  13:40 千尋滝             07:30 崩壊地           

                       ↓                   ↓

                  14:20 シシ淵(休憩)           08:20 堂倉滝

                      ↓                    ↓

                  15:00 平等ー            11:10 日出ヶ岳

                       ↓                       ↓

                  15:30 桃の木山の家        11:30 大台ケ原駐車場  

       
                            


【8日】

近鉄八木駅にて落ち合う。昼食は登山バスの乗車中に済ます。JRの遅延がありながらも、予定通りの時刻に登山口へ。

 歩き始めてすぐ、エメラルドグリーンの清流が迎えてくれました。川面に映った太陽には虹の光が取巻いていて、
不思議で美しい光景。紅葉は残念ながら見頃を過ぎていて、期待した燃えるような赤色はほとんど
観られませんでした。とはいえ、それでも残ってくれていた黄色やオレンジの葉、川のエメラルド、岩の白、
常緑樹の緑…と豊かな色彩。
美しい景色を横に、渓流沿いの岩壁の回廊を進みます。

 初日の登山道はほとんどアップダウンがなく、メンバーも健脚の皆さんだったので、ペースよく吊り橋や滝を
次々と越え、宿泊予定の「桃の木山の家」に着いたのは15時半。4時間強のコースをこの時間で、
息も上がらずに歩むのはさすがです。
後半に現れた吊り橋から見上げる平等ーは、圧巻!でした。

 小屋は早く着いたお陰でまだ空いていて、湧かしたてのお風呂で汗を流すことができました。
夕食までに時間があったので、写真を撮りに外に出たり、温まった身体に 1杯、いえ…2杯、3杯?
流し込んだり。泊山行ならではの豊かな時間でした。小屋は掃除が行き届いていて、清潔。
スタッフの方も感じのいい皆さんでした。
夕食はカレー。いただいた後も、まだ早い夜の時間を山の話をしながら過ごし、7時過ぎには全員就寝。

【9日】

5時起床。あたたかい布団でぐっすり眠りました。サービスの珈琲をいただきながら、出発の用意。
ひどく混み合うようなこともなく、快適な朝でした。

 小屋前の鐘を鳴らして、出発。天気は曇り、これから雨に向かう予報。歩き出して10分ほどで
朝日が射してきました。いよいよ秘境深部。初日よりもダイナミックな滝。渓流のエメラルド色も、深い色に。
新名所の崩壊地の岩場はきちんと整備されていて、とても歩きやすく、ともすれば飽きてしまいそうな
行程のいいアクセントになっていました。

 最後の堂倉滝を過ぎたころ、ポツポツと雨が落ちたり止んだりし始めました。ここまで平坦だった道は
渓流を離れ、森の中へ。登山道らしい登り道になり、疲れ始めた身体では少し息も上がりました。
景色が大台ケ原に近づいたことを知らせるころ、小雨に。レインウエアなど雨装備をして、休憩をとりつつ
ゆっくり進み、霧の中の日出ヶ岳へ。小屋で持たせてもらったちまき弁当は開封されることなく、
予定より1時間以上早くゴールの大台ケ原駐車場に到着。

 濡れた服を着替え、バスを待ちながら暖かいものと、よく冷えたものと。
この時間でまた、いろいろお話しを伺えました。1本早いバスに乗り込み、帰路。

〈 初めての担当を終えて 〉

憧れの大杉谷縦走、大変楽しく過ごさせていただきました。季節を変えて何度でも、訪れたい地になりました。

先輩方、特にM賀さんに大変お世話になりました。
M賀さん、ご一緒して下さった先輩方、ありがとうございました。

また、前もってK崎さんに丁寧なご指導をいただいたにも関わらず、山行計画書の提出を
忘れてしまい反省です。
すみませんでした。以後気をつけます。