大峰・中八人山〜奥八人山


  

       十津川村の奥里・大峰中八人山

No.1151 大峰中八人山例会報告

日  時   4月25日(土)〜26日(日)

行  先   大峰中八人山(石仏山・西・中・南・奥八人山)

メンバー   M賀C.L(車) Y尋 M鍋

コースタイム 登山口---宮ノ谷ノ頭 ---中八人山---南八人山---奥八人山
                    5:15           8:00             8:50         9:15〜9:25    10:25〜11:00  

             ----西八人山---宮ノ谷ノ頭 ---石仏山南峰---石仏山北峰---登山口
                         12:00           12:20              13:10               13:15          14:50

4月25日

JR五条駅からM賀さんの車で途中のスーパーで買い物して16時に奥里のPに着く。

工事用の資材や作業車が置いてあるが誰も居ない。こんな山の中にも拘らずトイレが綺麗なのに感謝。

まだ陽が高いが早速小宴会の用意。焼肉でビールとお酒飲む。

話が弾みアルコールが底をついたので、止むを得ず鍋をつつき巻き寿司を食べてお開きにする。

酒豪さんは飲み足りない感じだったがもう寝るしかない、早々と20時には各自のテントに入ってお休みタイム。



4月26日

4時に起きる予定だったが、例によって3時半頃にはもうゴソゴソしている気配で時間前に起きる。

5時ジャストに出発して5時15分に登山口から登り始める。

ネットで見た通りの急登が始まる、シャクナゲが早くも咲いていたので写真を撮る(全行程で咲いていたのは

これ1本切だった) 1時間頑張ってやっと小休止、

7時15分、目前の石仏山は帰りに寄るとかで、左に折れて中八人山に向かう。

1,187のピークから宮ノ谷ノ頭までは、ヒメシャラが多い明るい開けた尾根道で気持ち良く歩ける。

左手に三角に尖った山が見える、山名が分からなかったが後で調べると釈迦岳だった。

宮ノ谷ノ頭から痩せ尾根にシャクナゲが枝を好き勝手に伸ばしているので歩き難いこと夥しい、

このコースは迷い易いらしいが、リーダーがしっかりしているので難なく通過。

西八人山には寄らず中八人山に8時50分に到着、2等三角点は有るが山名板は無し、

名札みたいな小さなビニールケースに山名と標高が書いてあるのが見つかった。

ここから向かった南八人山は展望が開けた広いピークだった、西・中・奥八人山が聳え立っている、

暫く眺望を楽しんで引き返し奥八人に向かう。

ドーンと下りて登り返し奥八人山に着く、此処には相当に古く錆びているがはっきりした山名板が有った。

未だ10時半だが朝が早かったので此処でお昼にする、眼前に奥駆道の山並みを見ながらのビールは最高、

山で飲むと後がしんどいので飲まんとこ、と言っていた女史が真っ先にプシュッと開けていた。

此処まで来ると奥駆道も随分近い、数年前に縦走したのを思い出す。

11時に再スタート、中八に戻り西八人に行く、ここも何にも無い、又シャクナゲの障害物を潜り抜けながら

宮ノ谷ノ頭に着く、行きはこのピークを見逃していた。

振り返ると登ってきた西・中・奥八人の位置関係がはっきり分かる。

石仏山南峰に回って北峰に着く、これで予定のピーク完全制覇、後は激下りを耐えればゴールだ。

石仏の鞍部から八人山の山塊が望める。

よくマアーあんな所を歩いてきたもんだネー!

ここは自分を褒めてもいいんかな?

皆さんご苦労様でした。

                     

濃いピンクのアカヤシオが咲いていると思って写真撮ったが、後で確認したら

「トウゴクミツバツツジ」東国三葉躑躅だった。

コバノミツバツツジは、おしべが5本に対し10本あり、開花も遅く主に1,000m以上の高山に咲くらしい。

ガレ場の急坂で女史はリーダーに付いて行けず再々「マッテ〜」と叫んでいる。 

何とか激下りを制して14時50分に登山口に無事到着。

夢乃湯で汗流して帰途に就く。

今回は超ハードなコースだったけど天気には恵まれて、誰にも会う事無く3人だけの貸切で楽しめて良い山行でした。

                                                   (記 Y)