台高・なめら山〜檜塚


  


日  時 平成27年4月16日(当初予定の18日前夜発を変更)   天候 晴れ

行き先 台高 檜塚1402m

コース  蓮ダム 辻堂橋(P)〜入道塚〜なめら山1118m〜檜塚〜千秋林道ナマコ谷

                      登山口〜林道車止め(P)=辻堂橋(P)

ランク   C  辻堂橋からの取り付きが解りにくい上に入道塚まで薄い踏み跡の激登り。

参  加       Kア(幹事)・M賀



檜塚から北側の青田川(上流は木屋谷川)と、南側の蓮川に挟まれて蓮ダム湖に向かって

はっきりした尾根が東へ伸びてます。尾根の末端はちょうど蓮ダム湖に掛る赤い橋、辻堂橋

辺りで急激に落ち込んでいます。昭文社の昔の絵地図版では尾根上に仕事道の破線が記入

されていた記憶が有りました。今の版や25000図にはこのルートの記入はありません。

もっとも昭文社の絵地図は、地元とかの要請が有れば登山路として記入しないこともありますから。

尾根は単純地形で尾根上まで登れば稜線上は、さして歩くには困難は無さそうに思えました。

暑くも無く雪も消え木々の芽吹き前の4月か、落葉の11月がここをやるのに最適でしょう。

申込み締めの12日までに申込は無かったからお天気のいい日にやれば良いことに。

今年の4月は雨が良く降りますが16日の木曜は晴れの廻り合わせのようです。

M賀さんに連絡取ったら行くョって。 2人ですから前夜発はやめて早朝発の日帰りにします。


コースは辻堂橋登山口と、檜塚下山点から木屋谷川千秋林道(この道は千秋林業社の私道で

どこまで車が入れるかは解りませんが)車止めの両方に車を配置しないと機動的にやれません。

落ち合いはR166の木梶から加杖坂峠への分岐点(栃谷)としました。

私少し早目の7時前に栃谷に着いてM賀さんに連絡入れたらまだ鷲家辺りだと。

しかしこの20分ばかしの待ち時間は嬉しいものでした。 

見事な八重の紅枝垂れが枝一杯にそれこそ満開です。 桜フリークの私見とれましたね。

花笠の中に入ってPinkの天蓋の隙間から青い空が透けています。

桜ってなんであんなに沢山の花を一遍に着け一遍に散らすんかな? なんて思えてきます。

M賀さんと車2台で青田の発電所のところからまず下山点の千秋林道へ。

数キロは進入出来たようで国交省の雨量観測所まで行けました。僕の車はここに置きます。

M賀さんの車で引き返し、辻堂橋を渡ってこちらはトンネル入り口の祠の前のSpaceに(P)です。

取り付きが問題ですがM賀さんNetで先行者の報告を調べてくれてました。

橋の袂から細い道を100mばかし入って、小さな滝を越えた辺から尾根末端に取り付き

ました。いきなり急坂。激登り。ここらは350m 尾根上の稜線の一角入道塚が899mです。

踏み跡はごく薄いと言うよりまあ無いと言っていいかな。 でもたまにTapeは付いてました。

入道まで出れば傾斜は緩み、やや広い稜線歩きとなります。 Tapeもグッと増えここからは楽勝。

初めは杉などの植林が、段々とブナ・ミズナラなどの落葉高木が増えてきますから歩きやすくなりますね。

足元はアセビが目立ちます。アセビはもう散ってたし三つ葉躑躅位しか花は見かけませんでした。

なめら山は3角点があって一息入れます。ここで尾根は一旦南へ振りますから要注意でした。

岩屋口山まで来るともう檜塚がはっきり見えます。まだ雪が残ってるところもあるね。

バイケイソウが一杯の尾根を、あと200m登ったらこの尾根を完走で檜塚到着はちょうど

1時です。 予定どうりでした。 待ちに待ったBeerで乾杯。 旨かったね。



僕にとっては4回目の檜塚でした。 

沢を詰めてきたのが2回。 雪山が1回、それに今回の春山か。全部違うコースからです。

下山は千秋林道へと取りました。 こちらは一面のチビ笹だと記憶してましたが、まだ笹は

芽吹いてなく褐色の原っぱを下っていきます。 なんか勝手が違うね。

そのうち植林帯に入ります。長々とジグザグ道を下ってナマコ谷に当たったら少しで林道へ出ました。

あれ!車が1台停まってます。

一瞬、私予定と違う場所に下ったのかと思いましたが。多分千秋社の関係者なんでしょうね。

林道を30分も下れば国交省の雨量観測所(P)に戻ってきます。

辻堂橋には3時半帰着です。 

すべて予定通り。 お天気にも恵まれて面白い山歩き出来ました。