bP112 志賀高原例会報告 日時等 平26年6月6日夜発〜8日帰着 天候 7日曇り時々小雨 8日曇り後雨 行き先 志賀高原 横手山2305m ・志賀山2305m 四十八池湿原・信大自然探勝路
6日夜 飯島の道の駅Tent泊 7日志賀蓮池Hotel泊 なお当初予定の岩菅山は天候・残雪状況を考慮して中止した。 コース 7日 蓮池=硯川(P)=渋峠(P)〜横手山〜鉢山〜四十八池〜硯川=蓮池 ランクB 8日 K崎班 蓮池=硯川(P)〜志賀山〜裏志賀山〜四十八池〜硯川(P) ランクA S口班 信州大学自然探勝路 ランクA 参加 K崎(幹事・車)・S口(車)、U賀・K村・Y川、N川(ゲスト)
梅雨入り前の狙いは志賀高原のお花と各所に散らばる池巡りでした。 今年は生憎と梅雨入りしてしまい曇り時々雨の予報。 おまけに今年は雪が多いらしい。 しかし、体調不調でCancelの1名を除いて皆さん参加とのことで出発しました。 ま、雨でもお花は咲いてるだろうし温泉も楽しめるだろう。
6月6日夜、名神・中央と走り松川ICで一旦高速を降り、今夜は道の駅「花の里飯島」でTent泊。 旨い事屋根付きの下にTent張れましたが、4人用と2人用のつもりが2人用が2個でした。 仕方ないから運転手2人は車で寝ることに。 小宴会は欠かせませんが、狭い2人用テントに6人入って膝付き合わせ本当にFace To Face状態。 軽くやって2時前には就寝。夜中一時雨が降ったようです。
7日5時、Tent畳んで6時前に出発。駒ヶ根ICで高速載ります。 雪を付けた中アが見えてます。 でも安曇野IC辺りから雨が時に降ったりします。 中野ICで降りて途中のコンビニで食料など買い込んで志賀高原へ。 雨に洗われた新緑が綺麗ですね。琵琶池等横目で見ます。 今日の宿泊は蓮池の Hotel白樺荘。 僕が冬のSkiでお世話になってるお宿です。
無論GreenSeasonに泊まるのは初めてです。 8時過ぎ到着。 宿のご主人が相変わらず暖かく迎えてくれて,もうお部屋も用意してくれてました。 男女2部屋に分かれ着替えと持ち込んだ朝食を部屋でとれました。 お湯も戴いて嬉しいね。 お天気は雨じゃないけど,風が強いようで窓から見える白樺が随分揺れています。 準備して出発しました。志賀は交通が発達してますから高所へも楽に登れます。 まずは硯川まで行って車1台(P)。S口号に6人乗りこんで日本国道最高所の渋峠へ上がります。 渋峠はまだ雪が一杯です。 寒いし細かい水滴混じりの風が吹いてるので合羽着て出発。
渋峠から横手山までは車道が付いてて,除雪してあるから初めは車道を登りますが、少ししたら 車道はつまらんしと道路沿いの森に入って雪上歩行します。 雪の上を歩くのが、あんまり経験してない方もおられますからこんなのも良いでしょうか。
小一時間で横手山頂に着きましたが,山頂の大きな無線アンテナはGasの中におぼろ霞んでます。 山頂は広くて平っぽいですから,何処が本当の山頂なのか積雪期には何度も来てるけど解りません。 無線アンテナの裏へ行くと小さな祠が有りました。三角点は無かったけど多分ここが山頂でしょう。 ところが6人の筈が5人しか。慌てましたね。 濃霧で強風ですから探しに戻ります。 ひょっとしたら先に山頂ヒュッテに入ったかと中へ入ってみました。 誰も居ません。 出てきたら皆戻って来て人数も1人増えてました。 蕗のとうを採集してたんだそうな。
横手山ヒュッテの脇からは下降していきます。登山路となりました。鉢山へ向かいます。 白檜曽や米栂の森は雪が各所に残ってました。 ストックの有効性実感されたと思います。 クランポンは着脱が面倒だから使いませんでした。 所々残雪が登山路に被さってRoute接続が不明なところが出てきます。 急な下りで接続が解らない所に出ました。 私、皆さんに待っていて貰って接続を探します。 戻って来て雪道に不慣れな人もいますから、ここで20mのRope出しました。 無事全員通過。 Ropeの使用は1回で済んだけど雪で滑って、尻もち何度か付いた人もいたようです。
そのうちSki場へ出てきます。 見上げる高さにRopeを張ってます。 冬は随分雪が積もるんだ。 草地ですから雪は無いけど明瞭な道は無いし、そのうちまた森の中へ入らないといけないから 注意して行きます。指導標見つけてほっとします。 しかし森の中の道はまた残雪が出ますし、滑りやすく雪解け水に雨水が混じって何とも水っぽい。 これじゃお花が無いなぁと思ってたら小さなPink色。 多分蔓苔桃かな。猩猩袴も出ました。 しかし何ともちっちゃいな。根曲がり竹が出てます。 これを取る人も出ます。 蕗のとうに根曲がり、花より山菜か!。
旧草津峠に出ました。一息入れます。 国道が開通する前は、信州側の湯田中と上州側の草津をつないでいた旧道ですね。 熊笹の切開けを鉢山へ登り返します。鉢山と言っても顕著なPeakは有りませんし地図上は 鉢池という火口湖が載ってますが、そこへ続くそれらしき踏み跡は見当たりません。 もう廃道なんでしょう。ここから少し下ると赤石山への分岐に出ます。 ここで今日初めて登山者に出逢いました。 一投足で四十八池湿原に出ました。 水芭蕉の白いのが群生しています。 トイレはまだ閉まってましたが、東屋が有り各人シートを敷いて腰降ろして昼食できました。 小雨が降ってますしもう2時近いです。皆さんこれから今日の主目的志賀山へ登る気力無です。 少しお池巡りして今日はもう切り上げにしましょう。 湿原に木道が伸びてます。 地塘がいくつも有って池に浮いてるのは浮島かな? 水芭蕉が咲き始めてます。 白い苞がまだ可愛らしい。 可愛い水芭蕉もあと1ヶ月もすればバカでかい葉っぱに変るんだけどね。 女性陣、♪夏が来れば想い出す遥かな尾瀬遠い空♪の歌が出てきます。
四十八池は志賀の代表的な自然探勝路ですから、ガイドさんに連れられた軽装のハイカー も来てました。 晴れてれば青い池に志賀山の影が映ってるんでしょうが、今日は小雨模様ですから冴えません。 木道を裏志賀山と大沼池の分岐の鳥居まで行って引き返して来ました。 四十八池から前山へは車でも通れそうな整備された道です。渋池で一旦休憩、大きな池ですね。 湖畔には峰桜がまだ咲いてました。気楽に歩いて前山湿原へ。 前山までは硯川から登山Liftもかかってますが、歩いても20分位ですから頑張って硯川(P)へ 戻ってきました。 もう4時前です。運転手二人で渋峠まで車を取りに戻ります。 やはり渋峠はGasの中です。気温7度位でしょうか。 硯川で待っててもらった女性陣をPickUpして蓮池の白樺荘に戻ってきました。 冷えた体には温泉が一番ですね。 温泉上がりに冷たいBeer堪えられませんね。 白樺荘の夕食は結構手の込んだお料理で皆さん満足していただけたようです。 男部屋に戻って呑み直しですが、S口さん早々と伸びてしまいました。 残ったのは私一人です。お姐さんは4人で欠員は無し。多勢に無勢です。 お姐さん達、山では疲れてましたが部屋では意気軒昂。 9時半にはお引き取り願いました。
8日、早朝露天風呂に行きます。 風はやんだけど雨が結構降ってます。 お姐さん達も朝風呂ですが、7時半の朝食時には山支度してすぐ出れるように準備していくようにと 幹事命令出します。朝食美味しかったけど外は雨。 当初予定の岩菅山は、この天気と昨日の雪の状態から推して無理でしょうから取り止めにします。
結局、今日はK崎とK村班は昨日登り損ねた志賀山に行くことにします。 S口さんとU賀・Y川・N川班は、手じかな信州大学自然探勝路へと分かれることに。 再集合はホテル1時で2時には出発としました。 荷物は控室に預って貰い、戻ってきたらお風呂も使って良いってご配慮いただきます。
K崎班は8時過ぎホテルを出ました。 昨日の硯川(P)を8時半に出発です。 旨い具合に雨は上がって雲も薄くなります。 でも合羽は着て行きます。 昨日のコースを逆送して渋池へ。途中でガイドさんが6〜7人の軽装の若い人たち連れてやってきます。 私ガイドさんに、赤色に咲いてる躑躅は三つ葉躑躅かって聞いたら東国紫ヤシオだって。 名前知っていたけど、僕はもっと濃い少し紫がかった躑躅だと思ってました。 しっかり?覚えときます。 このPartyは学生さんかなって言うと、学校の先生達で下見に来てたんだそうな。 生徒と先生を間違えちゃいけません。 そんなに若く見えましたかって笑われました。 このPartyとは以後同じコース取りで抜きつ抜かれつ前後します。
四十八池と志賀山分岐に出ます。 志賀山方向へ入ります。 登っていくとまず眼下にお釜池が見えました。 良いねぇ。 志賀山山頂2305mに出ました。 でも生憎と期待していた北ア等は見えません。 隣の裏志賀山の鞍部へと下り始めるとまたお池。ガイドさん、 天狗の相撲場だって。
更にまた池が出ます。黒姫池です。 これらは皆火口湖なんですね。 裏志賀山へちょいと立寄ります。米栂等の森を登っていくと小さな祠が祭ってました。 その先少し残雪を踏んで行くと森が切れて素晴らしい光景が開けました。 青い湖面の志賀最大の池。大沼池の全景が見降ろせました。 大休止です。 写真は裏志賀山から見た大沼池です。 湖に突き出した岬の先にポツンと赤い点(鳥居)も見えます。 やっぱり来て良かったねぇ。 帰りは四十八池が見えてきます。 木道がうねってますし昨日のあずま屋も解りました。 下ってきたら昨日散策終点の大沼池分岐の鳥居に出ました。 K村さん、水芭蕉の花(苞)が昨日より大きくなってるって発見です。 そう言えばそうだ。 硯川(P)から蓮池へ戻る途中から雨が降り出しました。何とも今日は旨く行きました。
宿に戻ってお風呂へ。汗流して着替えもして出てきたらS口組も戻ってきました。 信大自然探勝路組もお花の写真撮ったりで良かったらしい。石楠花なんかも咲いてたと。 お姐さん達もお風呂へ。宿のご主人の御好意で大浴場を開放してくれました。 感謝。
2時前帰路に出発しました。 山歩きは不完全燃焼でしたが梅雨期らしい山歩きが楽しめました。 順調だと思われた帰路ですが、恵那山トンネルへ入るころから雷さんが光り出し猛烈な 降雨となりました。路面は川みたいになってます。 30分もワイパー全速で回し、ハザード点灯し60kmまで減速の緊張の運転となりました。 おかげで車底に着いてた泥は綺麗サッパリなくなりました。 その後は渋滞に捕まることも無く、順調に走って桂川PAで会計を清算しK崎車は本町、 S口車は森の宮へと解散でした。
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