例会報告 鈴鹿・竜ヶ岳〜静ヶ岳
bP441例会報告
行き先 鈴鹿竜ヶ岳1100m〜静ヶ岳1089m
日時等 令6年5月16日 午前曇り、視界悪く強風・低温 午後、快晴だが強風。
コース 石榑峠(P)10時〜重ね岩〜竜ヶ岳〜静ヶ岳 往復 (P)3時半
ランク 案内ではAとしたが(当日午前中は荒れた天気で)B
参 加 K崎・M川
今回のお目当ては竜ヶ岳のシロヤシオとまだ行ったことのない静ヶ岳。
竜ヶ岳山頂部のなだらかな笹原にシロヤシオが咲く様子は牧場に白い羊が群れているよう
と有名です。
静ヶ岳も鈴鹿10座の一つに挙げられていますが、主稜縦走路から少し滋賀県側に外れて
いるので文字通り静かな山のようで僕も初めて。
前日の 山の天気では終日Cと出てますが、地元の天気予報では前夜の雨は上がり10時
ごろからは晴となっているので実施としました。
白ヤシオがお目当てだしお天気もいまいちなので登山口は最短の石榑峠としました。
三国ヶ丘駅でMさんをPickUp7時前出発。 鈴鹿ICで降りて菰野から大安方面へ。
石榑峠は今は長い石榑トンネルが貫通しています。トンネルの滋賀県側出口脇から旧国道
が峠まで通じています。 お天気が悪いのに峠の(P)には先着車7〜8台。
皆シロヤシオがお目当てでしょうね。
駐車場には停められず路肩に駐車して10時出発。 雨は上がってますが寒いし風も強い。
カッパ着た人がもう降りてきます。 聞くとシロヤシオは殆ど咲いてないって。
ま、いくしかないね。 コースは竜ヶ岳表道と云ってますが短時間ながら急登りの連続。
岩鏡がちらほらと咲いてます。
コース中の見どころが重ね岩の奇岩。ちょっと取り付いてみましたが岩の上へはやめます。
岩の隙間に御札が納めてありました。
ここで上から降りてきたおじさん2人に聞くと少し上によく咲いてる木が2本ほどあると。
確かに3本ほどは一杯白い花つけてました。 しかし大多数の木は花芽自体ついてないな。
今年は山全体が裏年なんでしょうね。
道がぬかるんで滑ります。 帰りの降りは嫌だね。
おまけに竜ヶ岳山頂部下の笹原に出ると登山路崩落で迂回路へ入れとなってます。
木がなくなるともろに強風、寒いし視界も悪い。
ようやく山頂到着ですが期待した白い羊さんはまるで見えず。
静ヶ岳は断念してもう帰るかと数歩戻りかけたら急にGasが透いてきました。
もう10分も早く戻りかけていたら引き返しては来なかったでしょうね。
展望がきいてきてシロヤシオの木が点々と見えますが花をいっぱいつけてる木は遠くに
1本だけ。ま少し枝に花ついてるのは何本かはあったけど。
シカが白いお尻向けて10匹ばかし笹原を駆けてました。
宇賀渓方面と主稜線縦走路の分岐まで下って来ると何の小屋かな? ともかく風が
当たらない裏側に回ってお昼にします。 寒くてもやっぱりBeerは欠かせません。
でも手がかじかんでたのか置いた場所が悪かったのか僕もMさんも缶をひっくり
返して半分は飲めませんでした。
ここは弱いけど電波が入ったみたいでM川さんGPSを入れました。
山頂で出会った2人組の一人が来て連れとはぐれたって。
?川さん、電話できますよと。繋がったみたいです。
静ヶ岳へと縦走路に。道は細くなったけど気持ちのいい樹林帯で風も当たりません。
広い池も出来てました。縦走路は銚子が岳方面に向かいますが僕らは静ヶ岳へと分岐。
文字通り静かな山頂。樹林の南側が少し開けて御池岳方面くらいしか展望は無しです。
もうすっかりお天気回復。おやつTimeにします。 のんびりできました。
竜ヶ岳山頂へ戻ってきます。
テーブルランドの御池岳やセメント屋さんに身ぐるみ剥されてる藤原岳が近いな。
快晴となりましたが風は強いまま。でも日照と風で道が乾いてきてたのは嬉しいね。
3時半石榑峠(P)に帰着。 鈴鹿も良いな。 (記:K崎)