箕作山


  

行先(山域)

箕作山 (372.0m)     滋賀県(東近江市)

実施日

'16 1/30 (土)

山行形態

日帰り縦走コース

天候

曇り時々晴

計画コース

JR大阪 - JR近江八幡 - (近江鉄道) - 市辺駅…岩戸山登山口…十三仏…岩戸山…小脇山 
 …箕作山…太郎坊山(赤神山)…太郎坊宮…近江鉄道太郎坊宮前駅

実施コース(コース・タイム)
 近江鉄道市辺駅(AM9:30)…(AM9:55)岩戸山登山口・休(AM10:00)…(AM10:30)十三仏・休(AM10:35)…(AM10:40)岩戸山 
 …(AM11:00)小脇山・休(AM11:05)…(AM11:30)箕作山…(途中休憩小屋にて昼食タイム)…(PM12:40)太郎坊山・休
 (PM12:45)…(途中コース変更有)…(PM1:30)太郎坊宮(阿賀神社)表参道駐車場広場・休(PM1:40)…(PM1:55)本殿・休  
 (PM2:00)…(PM2:30)近江鉄道太郎坊宮前駅

   所要時間=5時間      ガイド指定タイム=4時間

   *途中コース変更が有り指定タイム通りの時間は計測不能



記録(例会報告)

 参加者は担当(リーダー)のS口さん、I上、K林、Y尋、M川、それに入会希望で初参加のM松(女性)さんにY田(報告者)の7名。

                 

AM9:30に市辺駅を出発、田畑の区画農道を歩き岩戸山登山口の十三仏参道入り口広場の休憩所で準備を整え、鬱蒼とした竹林
と雑木林の、何とも綺麗に清掃された石段の道へ、到る所に石仏(地蔵像等)が並んでいて、新しい赤の涎掛けに紅白の帯をまとっ
ている姿は艶やかにさえ見えます。 それにしても頂上まで続く急な石段にはうんざり、やっと大きな岩が飛び出たような場所に到
着、休憩小屋とその前に広がる展望台の小広場に、此処からの眺めは抜群北側一面ですが近江平野に琵琶湖、そして薄らと頂
に雪が連なる比良山系の山々が素晴らしいです、S口さんが此の大きな岩に十三仏が彫られている跡が見えると云うのですが、
年月が経って消えかかっているのでどうも良く判らない。

此処から回り込む様に登ると岩戸山の頂上に。岩の突き出たピークの様で頂上帯の様な広さは無し、此処からの眺めはほぼ360
度南の此処も雪が薄っすらと鈴鹿山系の山並みが見えます、此処から尾根の道に入りなだらかに下り少ししてポッコリした頂上帯
に、小脇山の頂上であまり広く無い草地状で周りは雑木に囲まれて展望は良くないのですが南側は開けて見えます。
中央辺りに三角点が据えて有り見ると三等でした。 此処からゆるやかに下って登り、同じような標高の山が続きあまり高低差が
無いので快適に歩けます、こう見ると山と云うよりそれぞれのピークと云った感じの山域の様に思います、ボランティアによるものか
ずっと登山道沿いの樹木には木の名称が記されたプレートが取り付けられていて木の種類が良く判ります、
どうやら今日はY尋先生?の樹木講座は無しかと思いきや、それはそれ木の特性や樹にまつわる話など何時もの楽しい話が聞け
ました、雑木の森の道は今はスッキリしていて明るく此れも又良い雰囲気です、其れから少し登った所でこれまた岩の突き出た少
し広めの矢張りピーク状のぽっこりした頂上に。 箕作山でした。 AM11:30良いペースで歩いている様です。

昼食はもう少し先の小屋がある所でと云う事で下って分岐から表示板に沿って折れ、
少し行くと明るい広場状の場所に何とも粗末と云うか、萱か樹木の細枝かでぐるりを囲っ
ただけに天井板が乗っていると云うあばら家と云った感じの小屋が有りました。
それでも山歩きをしているとこうした小屋でも出会うとほっとするものです。

此処で昼食、それぞれ弁当を広げ楽しい会話が弾みます、Y尋さんから自家製のキーウイ
のお酒(果実酒)が振舞われ、此れが何とも美味しく体が熱くなって良い気持に成りました。
ゆっくり休んで此処から直ぐの太郎坊山の頂上に、此処も岩のそれも大きな岩が突き出た
感じの頂上で、眼の前にもう一つ頂上帯が有り、S口さんによると今いる所が北峰、前に有
るのは南峰で太郎坊宮の御神体山と云う事で登頂禁止だそうです。残念ながら引き返すこ
とに。此処でリーダーから時間が充分あるので分岐に戻って、其処から瓦屋禅寺に寄って
帰ろうと云う事でコース変更する。、ところが途中で二手に分かれ一方に通行禁止(行き止
り)?に見える木の枝が横たわっていたのですがピンクのテープがあると云う事でそちらを選択、其の内どうやら逆方向だったと判
って残念ながら瓦屋禅寺には行けず、其のまま太郎坊宮(阿賀神社)の表参道入口の駐車所広場に。此処で少し休んで受付事務
所の横から急な石段を登って、大きな岩が裂けて人一人が通れる程の道を抜け太郎坊宮の本殿下の小広場に、S口さんからこの
神社は勝負事の神様と云う事を聞いてそれぞれに後利益を求めて本殿に。M川さんは宝くじが当たりますようにと何ともけな気で
可愛い願い事をしたそうですが (宝くじって勝負事かえ!とツっ込みたくなりました) 私は昨年末から正月(1月)は絶好調で、
連戦連勝と云う事で此の運が何時までも続くように心を込めて祈願してきました。因みに私は競艇(ボートレース)の大の愛好家な
のであります(そんな事大ぴらに云うもんでは有りませんよ、Y田さん!と諭されそうです)。

                            
       さてこれまた急な階段道を下って表参道入り口に下りて、此処からはのんびりのどかな
      田園風景を眺めながら太郎坊宮前駅に到着、PM2:30でした。

心配していた天気も回復、曇りがちでしたが時折陽も差していい山行に、大きな事故も怪我も無く此れと云ったアクシデントも無く、
アクシデントと云えば山行途中でM松さんの靴底が剥がれて一大事、そこはAG会早速I上さんが応急措置を施して一安心、
でもこれで此の慣れ親しんだ靴ともお別れかとちょっと悲しそうなM松さんでしたが、I上さんやY尋さんから靴の修理に付いて教えて
もらい少し笑顔が戻りました。
此れで又この靴でのんきで愉快なAG会の連中と例会山行に楽しく参加される事でしょう(ほんまかいな!)。

                                                       (記 : Y田 / Photo S口 )