赤坂山


  

                                   
1188 例会報告 

日時等   平成28年1月24日(日)    

天   候   快晴だが低温 稜線では強風

         今冬最強という寒気流入。 奄美大島で115年?ぶりの雪だったとか。 

         マキノは快晴だったが稜線では強風・積雪70p位

行き先     湖北 赤坂山・大谷山(当初予定の大谷山は強風につき中止)

コース     マキノ更紗の湯(P)〜赤坂山歩道〜530m付近の東屋〜粟柄越え〜赤坂山往復

       〜稜線少し下の灌木帯(昼食)〜せせらぎ道途中から小尾根へ分岐〜更紗の湯(P)

参  加   S口(幹事・車)・T元(車)・Kア・K林(英)・K林(徹)、M川・M鍋・Y岡    計8名


この日は今冬一番という寒気が流入で、前日より西日本から北陸にかけては大荒れと云う

予報です。 不急不用の外出は控えて下さいとのこと。 登山は不急不用だけどね。

でもマキノ高原の天気予報では、日中晴れ風速4m ただし気温は1度と出てます。

朝6時自宅を出ると無茶苦茶寒い。 天王寺で全員集合、車2台で7時過ぎ出発です。

京都東で降りて湖西道路へ。いつもより空いてる感じですが路面はDryで問題なく走れます。

マキノ高原のメタセコイア並木では観光客もチラホラ。

更紗の湯で(P)、車は結構来ています。 用意して出発は9時過ぎ。

           

そり遊びのゲレンデの奥から赤坂山歩道へ入ります。

この辺の積雪は精々20p 位ですが数人くらいの先行者の足跡がありました。

陽のさす樹林帯を登って行きますから風はありません。 すぐ暑くなって衣服調整。

せせらぎ道という夏の遊歩道の分岐を見てなおも登って行きます。

積雪が増えてきたころ東屋(武奈ノ木平)に到着。 一息入れて皆さん足ごしらえします。

最近はSnowShoeが一般的になりましたね。 8人中5人です。 ワカンは3人。

僕は横着して一番後からワカンも付けずそのまま付いていきます。

大きな堰堤を越えるところが有ますがその先で先頭が止まってます。

どうも沢沿いから山腹へ登る夏道のトレースが切れてるようです。 変だな。

先行者は強引に急斜面を登って上の夏道に登ったみたいで我々Partyも後続しますが

急斜面をSnowShoeで登るって難しいんですよね。

僕とK林さんは夏道らしき処を探して上に出ました。 急がば廻れってことかな。

この先はジグザグの夏道とうしで歩きやすいです。

若いお兄ちゃんが一人もう戻ってきました。

1Partyが赤坂山を越えて三国山へ向かったそうな。稜線は強風で寒いとか。 

でもまだこの辺風下だし樹林に陽があたり穏やかな登高です。 

気温が低いから雪はサラサラのままでもう50cmを超えただろう。

僕もワカンを付けました。 気持ちの良い雪道の登高を続けます。 

            

粟柄越えが近ずき送電鉄塔が見えて灌木帯に入ると強風となります。

粟柄越えから大谷山へ向かったTrace も残ってますが、まずは赤坂山へ向かいます。

先頭はM鍋・M川コンビ。 

快晴ですが猛烈な風が吹いてます。 風速20mってとこか。気温は−5度くらいかな。 

風速が1mにつき体感温度は1度下がるって言いますよね。  積雪は70cm位か。

粟柄越えは風の通り道になってるんでしょうね。 何回か耐風姿勢を取るほどでした。

赤坂山山頂着は12時半ごろ。全員登頂です。 

お天気は良く若狭湾が見えてます。 琵琶湖が光ってるけど伊吹山の向こうは雲が

かかってどんよりしてます。 この辺だけお天気が良いみたい。

向こうの三国山は木が露出していますからまだ積雪は少ないです。

山頂はさして風も強くは無いですがここでお昼は寒すぎです。 

引き返して稜線下の風の無い処を探してお昼にしようと下ってきます。

           

強風で新雪は払われてますが、

吹きだまりにはまるとズボリと股まで沈みます。


もう大谷山へ廻るのは時間的にも厳しいし、何より今日は低温で強風です。 

遅くなれば降雪でしょう。 大谷山は断念となりました。

灌木帯で風が来ない所でお昼にしますが、手袋外すとすぐジンジンしてきます。

それでもBeer飲む猛者もいますが、Y岡さんザックから白Wine出したのには驚いたな。

無論ありがたくおすそ分けにあずかりました。 冷たくて旨いね。


このころになると続々と後続が上がってきます。 皆、様子見してたんかな。

ゆっくりした後は気楽な下山になりました。ジグザグ道ではShortCutを愉しむ人も。 

東屋まではもう電車道がついてます。 東屋に着けば皆さんSnowShoe等外します。

Ski場が見えてきます。 復路途中からはコースを変えようとせせらぎ道へ入ります。

踏み跡が薄い道をトラバースしていくと直降してスキー場へ向かっている小尾根が

あって踏み跡はないけど下れそう。

Y岡さん、以前ここを下ったような記憶が有るって。

ま、行き先が見えてるんですから行きましょう。 K林(徹)さんが先頭で下り始めます。

下り始めたら動物の踏み跡、K林(徹)さん曰くこれは猪だって。

そのうち人間様の踏み跡も出て来て休憩小屋に出ました。 

テーブルもあるし宴会にもってこい。

すぐ次回はここにテント張ってって言いだす人が居るんですね。

(P)到着3時でした。更紗の湯に行って出発は4時過ぎ。 

大抵は込む時間帯ですが、今日は湖西道路は渋滞も無く天王寺に無事帰着です。

運転の御二人さんは御苦労さまでした。

お酒の好きな他のMemberがアベチカへ向かったのは勿論です。


帰宅してNewsを見たら奄美大島で115年ぶりの雪を記録したとか。 

鹿児島も雪が積もったとか。 

大谷山は残念だったけど記録的な日に愉しい雪遊びとなりました。 

                                                         ( 記 :K崎  /  Photo : S口 ・K林