�ｂP１８６ 例会報告

日時等　　平成２８年１月９〜１０日　　天候　９日快晴　　１０日晴れ

行き先　　大峰　八経ヶ岳１９１５ｍ

コース　　９日　熊渡（Ｐ）８：１０〜林道カナビキ橋〜カナビキ尾根〜稜線分岐点

　　　　　　　  　〜狼平１２：００（昼食）〜八剣谷二股〜八経ヶ岳１４：４５〜

　　　　　　　　　八剣谷二股〜狼平避難小屋（泊

　　　　　１０日　狼平〜カナビキ尾根分岐〜カナビキ橋〜熊渡

参　加　　Ｍ賀（ＣＬ）・Ｉ上・Ｋ�ｱ・Ｋ林（徹）・Ｔ元・Ｔ村、Ｎ村・Ｍ川・Ｍ鍋・Ｙ岡　（計10名）

　９日７：００　　黒滝の道の駅で全員集合、先発組は前夜到着して宴会をやってたようです。

　　車３台で出発、川迫川沿いに入って御手洗渓谷入口を過ぎれば熊渡でここに（Ｐ）。　

　　出発は８時過ぎでした。　快晴です。

　　林道のゲートを越してカナビキ橋までは３０分位の林道歩きですが雪はありません。

　　今年はもう１月の厳冬期を迎えていると言うのに雪降りませんね。　

　山も茶色が目立ち白い山が見えません。  
                   

　　弥仙川へ下って行く道を分ければいよいよ登山道が始まります。

　　しかし落ち葉が見えてます。冬山の感じがしない登山となりますが、標高が上がって行くと

　　段々と白いのが増えて行き、稜線に近ずくと前日の降雪でしょうか木々には霧氷が付くように。

　　カナビキ尾根を登り切って主稜線に合流します。

　　天女の舞１５１８ｍはさすがに白くなってますが、今日は八経ヶ岳を優先で

　　道草はせず復路立寄りとします。　休憩しているとすぐ寒くなります。　

　　頂仙岳は夏の巻き道を通りますが、この辺は雪がよく着いて２０ｃｍほどあるかな。

　　高崎横手の分岐を過ぎれば、後は狼平へは下りとなってほどなく橋を渡って小屋へ到着。　

　　１２時過ぎでした。　今日は３連休初日ですから小屋へ入って今夜の宿泊寝場所確保です。

　　１人先着者がお昼を取ってたけど彼が出たら１階は僕らで貸し切りです。　

　　でも１０人はきついから２人は２階へ。

　　お昼を済ませ軽装で八経ヶ岳へ向かいます。
                       

　　普通は弥仙小屋経由で八経へ行きますが、Ｍ賀さんは小屋の前を流れる八剣谷を詰めて

　　直接山頂へ向かうって。バリルート選択です。でもこれが最短コースです。

　　河原は滑るし踏み抜きでポッチャンの危険もありますから、ややこしい処は高巻きしながら

　　池の谷との二股分岐に出ました。　この両谷の間の尾根を登行します。

　　Ｍ賀さん、歩きやすい処を選んで行きますが時には雪の付いた枝の下を潜ったり、

　　すると雪がザーと落ちます。

　　３ヶ所ほど赤布付けました。無論帰りには回収します。

　　さすがに１９００ｍを越す大峰の最高峰ですから雪は多くなりました。３０ｃｍは積ってるようです。

　　樹氷が出てきます。　空は快晴です。　風も吹いてません。　勿論まっさらの雪面です。

　　何とも愉しい時間でした。

　　山頂の５０ｍばかし南側で登山道へ出ました。まあ、上々でしょう。　到着は２時４５分。

　　誰も居ません。大峰の山々がズラリ並んでますが皆山頂部以外は茶色ですね。

　　余り長居はできないので１５：００引き返します。　

　　トレースがキッチリ付いてるので難なく小屋まで戻ってきました。

　　宴会Ｔｉｍｅ。　４時半から９時頃まで。              

　　途中からは同宿の奈良組と東大阪組、いずれも男女のペアです、まで加わって大宴会となります。

　　大勢でガンガンコンロも炊いたので小屋内は暖かく過ごしやすい夜でした。

　　しかし夜半小屋外へ出ると小雪がちらついてます。　八経へ行っておいて大正解でした。

　１０日、お天気はあんまり良くないようですが懸念してたほど風は吹いてないようです。

　　朝飯は饂飩。　ツルツルっと流し込んで掃除を済ませたら出発です。

　　帰りは殆どの皆さんがクランポンを装着します。　

　　カナビキ尾根分岐までくれば登ってくる登山者とも出遭うようになります。

　　天女の舞は近いけど肝心の天女は羽衣着ていません。　咋日の好天ですっかり落ちたんですね。

　　これじゃ行っても仕方ないのでＰａｓｓ。

　　コースを熟知しているＭ賀さん、カナビキ尾根の最後は通常のコースの十辺坂を外して

　　尾根をまっすぐ下ってカナビキ橋へ到着です。

　　天女の舞は又今度って事で心残りとはなったけど愉快な山行となりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（記：Ｋ崎 / Photo：Y岡）