日 時 令和2年10月13日(火)〜14日(水) 天候 快晴
行 先 大台 尾鷲道
コース 大台ケ原駐車場(P)〜尾鷲辻〜コブシ(マブシ)峰〜木組峠〜又口辻〜
栃山・古和谷分岐〜栃山林道地蔵峠登山口〜林道ゲートの少し下(P)
参加者 K崎 M賀 M北
報 告
三峰・高見山から南下して大台ケ原に至り更に尾鷲へと続く台高山脈主脈。
その最後のパートが大台ケ原から尾鷲へ下る尾鷲道です。
昔は牛が通ったとありますが次第に通る人も少なくなっていました。
近年Routeが整備復活し道標やテープも多数つけられて今は迷うことはありません。
交通の便が悪いので今回は前日下山点の尾鷲の栃山林道に車1台を廻しておきました。
10月13日2時、R169の道の駅杉の湯で和歌山勢と合流し尾鷲へと向かいます。
池原ダムからR425が尾鷲への近道ですが通行止め、R309〜R42と大廻で尾鷲に。
尾鷲からR425へ入りクチスボダムから狭い道を通りやっと栃山林道へ入れます。
林道は水無峠から先は悪路となったし大廻したのでもう夕暮れ。
これ以上は進めないと判断、予定の林道ゲートの1kmほど手前で駐車となります。
元来た道を引き返しこの日は上北山の道の駅で泊まり。 無論ミニ宴会です。
14日、好天です。大台ケ原の駐車場を7時出発。 もう紅葉が始まっています。
尾鷲辻に向かい尾鷲道へ入ります。
シロサコまではおおむね緩い下りでそこからは山復の緩いトラバースが続きます。
雷峠から少し登って地倉山、一遍に視界が開けます。稜線を進んでコブシ峰着。
大展望でした。尾鷲の青い海に点々と島や街の火力発電所の高い煙突が見えます。
以前今回の3人で登った竜口尾根、その向こうは延々とつながる大峰山脈です。
そのあとはもう展望のない森の中のトラバース道が延々と続きます。
木組峠出合で深い谷に阻まれ下るのはハイリスクと書いてあるので谷際を高巻いて
いくと木組峠でした。ここで大休止昼食。
山襞をひとつずつ回るので何度も谷を渡りますが谷は崩れて足元が悪い処もあります。
コース中唯一の水場の神明水はお水が出てなく山中でテント泊を計画なら要注意です。
やっとジグザグ進行から東へ真っすぐ進むようになると又口辻。
その少し先が栃山林道と古くからの尾鷲道の本筋だったという古和谷の分岐でした。
僕らは栃山林道へとゆるゆると下って地蔵峠登山口に出てやれやれですが、車までは
まだ小一時間ほどの林道歩きが残っていました。3時着。
大台ケ原に戻ってきたらとっぷりと日が暮れた6時でここで解散。
僕にとっては長年の課題だった台高主脈の通貫ができて嬉しかったですが途中で足を
痛めてしまい少し残念な山行となりました。 (記 K崎)