臨時例会 A越美平家岳レポート


  

日 時・天候  令4年5月29日 天候快晴だが高温
行 先      越美平家岳1442m
参 加      K崎(幹事)・K林(英)

5月29日 主目的の平家岳1442mへ。
越美国境の山で行きたいけど今まで見送っていた山です。
その理由は登山口の面谷集落跡までの道が悪く車での接近が難しいというものでした。
行けるところまで入ってだめならその先は歩けばいいんだと覚悟決めます。
面谷(おもだに)集落跡からは中電の送電線巡視路が付いていてこちらは問題なく歩けるようです。

朝4時半起床、朝食は前夜買い出ししてあり準備して5時半出発。
白鳥西ICから中部縦貫道(無料です)の油坂道路へと入ります。早朝気温8度。
福井側の九頭竜湖畔へと下って箱ヶ瀬橋を渡り県230号へ入ります。
3日〜4日前は大雨で懸念してましたが通行止めにはなってません。
湖畔沿いに走り面谷橋を渡ったところで面谷集落跡への林道へ。
初めは問題ありませんがだんだん荒れてきてとうとう水流が出て路面が抉れ
普通車じゃ底をするところに出ました。車を停めて様子見。 
抉れ防止に砂袋が並べてありますがそれを2袋浅いところに置いたら渡れそう。
作業してると後ろから一台来ました。高岡の髭のおじさんです。
これでスタックしても少し心丈夫。小林さんに誘導してもらい何とか通過。
その先も何回か小林さんに降りてもらうい誘導してもらう場面がありましたが面谷集落跡へ到着。 
ここは鉱山跡です。お墓が残ってます。 
川の対岸斜面にはびっしりと鉱滓?むき出しで異様な雰囲気です。
面谷集落は昔は大勢住んでいたけどスペイン風邪の感染者が多数出て廃村になったという事です。

林道終点の登山口は車が7〜8台停めれるスペースがありその先は草ぼうぼう。
中電巡視路へ入り一度沢を渡ると狭い尾根の急登りが続きますが道は明瞭です。
新緑の中登っていくと檜の巨木。ブナの大木も出てきます。
やがて送電鉄塔に出ました。以後は大体鉄塔を追っていくことになります。
高岡の髭さんに続いてトレランのお兄ちゃんに追い抜かれました。
登山路脇は紫の春リンドウが切れ目なく続きます。
更紗満天星(どうだん)も一本見つけました。石楠花はもう遅かったみたい。
稜線では鉄塔の送電線の邪魔になるんでしょうか。下の高木は切られて白骨化していろんな
形のオブジェってところ。  美濃平家岳分岐あたりでは岩鏡のPinkが目立ちます。

井岸山からいったん下って登り返すと平家岳到着でとりあえずBeer。
山頂は快晴微風で眺望抜群ですが今日は水蒸気が多く少し霞んでます。
白山に大分近づいたので大きいですが多分見えてるのは主に別山でしょう。
逆に御岳・乗鞍は遠くなりました。能郷白山や一昨年登った姥が岳は近い。
荒島・銀杏峰・赤兎・大日・野伏・経ヶ岳など見えてる筈ですが分かりません。
ゆっくりしてると名古屋の女性Soloが来ました。
Soloの彼女は美濃平家へ行ってくると先発していきます。やるねえ。
暫くして僕らも出発。
今日はもう誰も来ないだろうと思ってると女性の2人連れとスライド。
平家岳は大展望とお花で女性に人気なんだそうです。
どんどん下っていくと若いお兄ちゃん。 もうお昼廻ってます。
なんとお兄ちゃん自転車で来たんだと。若い奴にはかないません。

帰りは一度通ってるので悪路も気楽で通過。
でも今日は全国的に気温が上がったらしく白鳥に戻ってくると急に気温上昇。
岐阜辺では34℃。なんとね。
順調に走って岸和田駅でK林さんをおろして自宅着19時半。