台高・白鬚岳


bP080例会報告
日時等   平成25年9月21日(土) 晴れ
行き先    白髭岳1378m 台高山系
ランクC      今回取った登頂ルートは踏跡の殆ど無いバリエーションコース。
コース     柏木=東谷林道東谷コース起点(P)〜神之谷川橋〜984mショウジ山
                〜1132m三角点切原山〜1222mピーク〜白髭岳山頂  歩行4時間程度
               後は一般登山コースで下山東谷コース起点(P) 歩行2時間半程度
参加者      M賀(幹事)、K崎

白髭岳は台高山系に属するものの、主脈から離れた独立峰でその山容は鋭いものが有る。
今回は神之谷川左岸の尾根に取り付き、稜線を外さない様に詰めて白髭岳に達しました。
キリハラから先は踏み跡は全くなくなり、テープの類も山頂直下まで全く無くなり鹿道をたどったりと
面白い山歩きが出来たと思います。
尾根が単純地形であったので割合心理的には楽でしたね。
下山は一般登山道で東谷コース起点に戻りました。
終日登山者には出会うことも無く、静かな山歩きが出来ました。
当初予定の22日がお天気崩れそうなので1日早め催行しました。

9月20日(金曜)夜9時、下市口駅でM賀さんと合流、今日の泊まりは大迫ダムサイトとします。
ダムサイトにはトイレも水道もありますが、以前と違い照明は消えてました。
昨日は中秋の満月ですから、月明かりでも結構明るいです。
M賀さん、谷川岳の蓬ヒュッテでGetした特性のランタンも取り出します。
放水の音がしてます。ちょいと寝酒をやって11時にはお互い車泊します。
翌21日4時半起床、朝飯流し込み用意して柏木に引き返します。
東谷林道へ入るころには明るくなってます。東谷コース出合に駐車して歩き出したのは5時40分。
林道を少し歩いて、神之谷川の橋を渡ったところから取り付きます。
林業関係の薄い踏み跡やテープもついてますから、それに沿って稜線を目指します。
大体700mを越えたところで稜線に出ました。

後は稜線を外さない様歩きますが、踏み跡が消えたり急登りとなってジグ切らないと登れないような
斜面やBushも出てきます。
途中やけにしっかりした仕事道が出てきますが段々下って行くみたい。
こりゃいかんと藪こぎして稜線に復帰します。こんなのがキリハラの三角点まで続きました。
キリハラの三角点からはUpDownの続く狭い稜線となります。
踏み跡もテープも無くなりました。此の辺りは自然林で気持ちは良いけど。
尾根が広くなると増えたのは鹿道かな。ま、稜線を外さないなら利用させてもらいます。
1222mPeakに到着です。山頂には檜の巨木が有りました。
私は例によって抱きついて長寿のおすそわけに与かります。
ここらから方角も変ってきます。急登をこなすとテープも出て来て山頂のモニュメントが見えました。
白髭岳到着は10時。予定より大分早かったな。
山頂には今西錦司さんの1500山登頂記念碑が建てられてます。
1500とはエライ数字ですね。
大峰の大普賢なんか見えます。遠くは金剛葛城二上山等も。
大休止。しまった缶Beer忘れた。祝杯は無でした。残念。
後は一般登山道で下山。

白髭岳は厳しい山容で、下山はRope等も何か所も出てきますが、もう気分的には楽でした。
東谷コースの起点に戻ってきました。
今回は白髭岳神之谷川馬蹄形周回とでも呼べそうな良いコースでした。
                                           (記:K崎)