六甲・水晶山〜長峰山


  

第1125回例会報告

行先(山域)

水晶山(710.0M)〜長峰山(687.8M)
        兵庫県神戸市(北区、灘区
)

実施日

2014 10/19(日)

山行形態

AG会例会 山行・日帰り一般縦走

天候

晴れ

計画コース

神鉄大池駅…地獄谷登山口…(西尾根コース)…水晶山…ダイヤモンドポイント…三国岩…市立自然の家…長峰山…長峰山登山口…阪急六甲駅

実施コース(コース・タイム)   ※計画コース通り実施
神鉄大池駅(AM9:30)…(AM10:00)地獄谷登山口…(AM11:20)水晶山・休(AM11:30)…(AM11:45)ダイヤモンドP・昼食・休
(PM12:35)…(PM12:55)三国岩…(PM2:00)市立自然の家・休(PM2:00)…(PM2:35)長峰山・休(PM2:50)…
(PM3:45)長峰山登山口…(PM4:15)阪急六甲駅
                所要時間=6時間45分    ガイド指定タイム=4時間20分

【記録】
 参加者=Y田(担当)、Y尋、I上、S口、  (女性陣) M川、K村、U賀、
       (新会員希望) I江さんの計8名。

 今回担当で下見無用論者の私としては、何時もながらの気楽な気持ちでおりましたら何と今回は
新会員募集の山行と有って参加者が居ると知って慌てました。途中で道を間違えたり変な処に出て
うろうろ何て事にでも成れば、「一体この会はどうなってんの!」と云われそうな気がして困ったと
思いましたが、I上さんS口さんが来てくれるとのことで少し安心して出掛けました。
ところが大池駅で久し振りに参加の八尋さんから、このコースは以前に歩いた事が有ると聞いて、
早速Y尋さんにリーダーを委ね、私は後ろからのんびりついて行くと云う絶好の位置を確保することに
成功しました。案の定地獄谷の登山口で案内板に西尾根コースは熟練者向きと明記され点線仕様に
成っていました。前を行っていた7,8人のグループは下の地獄谷コースを行くと云う事でしたが、
我々は臆せず計画通り西尾根コースに向かいました。

 細尾根の岩がごつごつした石ガラ状の急登を行くことに辛い登りでしたが、天気も良く雑木の緑も
気持ち良く難なく水晶山の頂上に、其れからなだらかに下って石楠花谷コースの分岐から少し登って
駐車場を兼ねた様なダイヤモンドポイントの広場に、此処から北方面(北摂から丹波)の絶景が広がって
素晴らしい眺めでした。

此処で昼食、ゆっくり休んで遊歩道の広い道を下って途中三国岩に立ち寄りドライブウエイに、
此処で多くのハイカーと出会い、さすが六甲と云った感じでした。市立自然の家に着いてトイレ休憩、
快く入館を許してもらい、其れから長峰山の登山道に、細尾根と山の際道を登り降りして岩のピークの
頂上に、此処からは只管下って長峰山登山口から六甲の街に急な坂に建てられた高級住宅街を
下ることに。豪邸と云うより神戸らしくモダンでユニークな造りの家が立ち並んでいて、駐車場には
ベンツなど高級外国車が何処も停めて有りました。   

それにしても此の急勾配の坂は転んだらそのまま下まで転げ落ちそうで、恐々の下りで今回の山行で
一番の難所と云った所です? K村さん曰く「こんなとこ、住みたいと思わないし住みとう無いわ!」、
丁度その時、この街にお住まいなのでしょう何とも品の良さそうな奥様が二匹の大きな犬を連れて
登ってこられました。ふとその犬を見ますと「私もそう思います!」と言いたげに、もうぐったりで
よろよろしながら歩いて行く姿に思わず笑ってしまいました。

 やっとなだらかな勾配の阪急六甲駅のメインストリートに下って、駅前の居酒屋で今山行の
打ち上げ会となりました。山行中にU賀さんから「もうこんなとこ、二度と来たないわ!」と云われてしまい、
「そんなん、言い無いな…」と担当者として何とも申し訳なく恐縮していたところでしたが、
此処へ来て「ここは私に任さんかい!」と皆を笑いの渦に巻き込んで面白トークに花を添えて頂き、
此れで今回の山行の事をすっかりお忘れ頂いて、今回の例会は最高と思って頂だければと、
ふと担当者としては密かに願った所でありました。

I江さんも快く打ち上げ会に参加頂いてありがたく思いました。帰り道でふと「私これから先も此の人達と
付き合っていけるかしら?」なんてお思いに成られたのでは無いかと、担当者としては少し気に成る
ところでは有りましたが、又多くの例会に参加頂ければ幸いに思いました。
ともあれ今回の例会は無事終了できたことは、参加者の皆様のお蔭だと担当者として
心よりお礼申し上げます。

【水晶山(710.0M最高点)三角点は無し】

 細尾根の急登を登って行ったので頂上はこうした尾根のピーク状かと思っていましたが、
如何して頂上直下はどっしりした山腹状の笹原に代わって、其の笹をかき分ける様にして広い頂上に、
整備が殆どされていないので雑木が生い茂って勿論展望は皆無、森の中と云った感じでした。
その一つの雑木に小さな木片に水晶山と記された表示札が有りました、其れから少し行った山際の
少し明るく大きな岩が露出した所に来て見ると、其処にも水晶山の名称表示板が有りどちらが正しい
頂上か戸惑う所、確かに地図には2か所の頂上帯を示す等高線が有りましたが710水晶山は
最初の処でした。
I上さんから標高が違うと云う指摘が有り、どうやら此処の表示は間違いのようでした。

                     

【長峰山(687.8M) 四等三角点】

 岩稜帯の岩が突き出た狭いスペースのピーク状の頂上でそれぞれ岩に腰を下ろして休みました。
360度と行かないまでも概ね展望が効く場所で、眼下には神戸や大阪の街が其の前方には瀬戸内海の
海が日差しにキラキラと輝いて見える絶景でした、すると遠くに霞んでは居ましたがアベノハルカスの
ビルが望めました、さすが日本一のビル、少し感動しました。三角点は岩と岩の間に埋まる様にして
据えられていました。
尚この頂上の岩場は天狗塚と云う名称で呼ばれているようです。

【反省点】

 今回例会担当と云う事でしたが充分その責務を果たすことが出来ず申し訳なく思いましたが、
体調が悪いと聞いていて心配していたY尋さんが今回リーダーシップを大いに発揮し、皆をリードして
頂いたことに担当者として心よりお礼申し上げます、ありがとうございました。  (記 : Y田)