鈴鹿・赤坂谷〜ツメカリ谷


  
   

bP208例会報告

時期等 平成28年7月24日(日)   天候 薄曇り時々晴れ

行き先 鈴鹿・神崎川(愛知川) 赤坂谷〜ツメカリ谷周回

コース 永源寺ユズリオ(P)10:30=林道発電所前〜入渓〜赤坂谷出合〜遡行

     〜センコウ谷分岐〜コンター670m位のケルン〜藪こぎ左岸尾根上〜

     藪こぎ・小沢を下降〜ツメカリ谷〜下降〜神崎川本流出合〜取水堰

     〜林道=(P)17:00

ランク C  沢は泳ぎがある。 両沢の間の尾根を藪こぎで越える。

参加者 M賀(幹事)・Kア・I上

M賀さんに岸和田でKア・I上をPickUpしてもらい、四日市から鈴鹿の宇賀渓

Camp場を横目に、長い石榑トンネルを抜ければユズリオ林道入口は近い。

この林道は神崎川(愛知川)に沿っているので入川アプローチには便利です。

しかし近年は通行規制が強まり、とうとう入口のゲートが施錠されるようになってました。

でも許可車は鍵をあけて入って行きますが、僕らは歩きとなります。

今日は名阪を走ってると曇り空でしたが、石榑トンネルを抜けたら空は明るくなります。

薄曇りで時に日差しも出るといったところ。 暑くはありません。

今日はたっぷり水遊びですから、もっとカンカン照りが望ましいんだけど。


林道から発電所へ下り入渓します。

本流は、川原が広く大石も多くてまっすぐ進めず、ジグザグ歩きで手間取ります。

萬賀さんが期待していた渕は、水深が浅くなってて泳ぎでなく歩いて通過できました。

小1時間掛って赤坂谷出合に到着です。

赤坂谷〜ツメカリ谷のコースは今日の3人と一昨年亡くなったBちゃんの4人で来たことが

ありましたね。

ここ10日ばかし雨が降ってないから、本流は水量が少なかったけど、赤坂谷はどう言うものか

水量豊富です。 嬉しいね。

いきなり小滝が連続します。どんどん登って行きます。 

谷に斜度が有るから水流も早い。 大きな滝もHoldがしっかりしていて渋くはありません。

深い淵やお釜ではヘツリ泳ぎも交えて行きます。水温は適度です。

やはり関西の赤木沢とも言うだけあって、鈴鹿では屈指の愉しい沢ですね。

2箇所程まだ新しいと思う山抜けが落ちてました。

鬼女谷を左に見て、なおも遡行続けると斜瀑・淵が連続しその先がセンコウ谷出合。

水量の多い右の沢が赤坂谷で、長いナメ滝というか斜瀑が続きます。 良いねぇ。

その先は谷は平流になります。 

670m付近に大石の上にケルンがいくつか積んであり、樹に赤布も下がってます。

前に来た時はコンター700mから左岸の尾根に上がったけど、最近はここからかな?

ま行ってみましょう。 

しかし初めは踏んだ跡があったけど、そのうち消えてしまいました。

ま、仕方ないか。 コンパスだけ方向合せて藪こぎして行くと尾根上ソマ道に出ます。

ツメカリ谷方向への下降点には、よく目印のテープなんかあるからと少し探したけど

らしきものが見つけれません。

ま、どこからでも方向さえ間違えなければ、必ずツメカリ谷へ出るのは確かですから。

藪漕ぎ下降開始です。

そのうち小沢へ出ます。 藪より沢の方が歩きやすいからね。

しかしこの沢は小汚いけどクモの巣無いだけマシか。下って行くと7m位の滝です。

M賀さん、Ropeを迷わず出します。 僕だと高巻きで逃げるけどね。

私、久しぶりでエイトカン出して懸垂下降しました。 

後は段々と斜度も緩んで、前方が明るくなって来たらツメカリ谷へ出合います。

ツメカリ谷も水量が多く愉しい谷です。

何か所も飛び込みや泳ぎのPointが出てきます。 

途中で男女8〜9人のPartyに追いつきます。女性も果敢に飛び込んでます。

私は怖いから水面50pまで下りてから飛び込みですが・・・。

どんどん下って行きます。

愉しいね。  でもあんまり水に浸かって体が冷えて来たね。

ツメカリ谷は全体が緑っぽくなってました。 

藻が付いて来たんですね。前はもっと白い谷だったんじゃ? これは僕らの記憶間違い?

神崎川本流へ出てきました。

もう水に入りたくもないけど、泳がないと通過できない大きな淵もありますから。

流れ下ってきて発電所の上流の取水堰手前へ到着。

子供連れが川遊びしてます。

堰は以前だとコンクリートに付けられたアンカー梯子を登って、上の林道へ出れたんだけど

閉鎖されてました。

仕方ないから少し引き返し、対岸へ上がって神崎川に沿って付けられた登山道へ出ます。

取水堰を高巻いて又河原に復帰したら、さっきの子供連れが歩いてます。

彼らは僕らが堰上でうろうろしてる間にさっさと山道に入ったんだと。 

河原から取水堰上の林道へ上がって、小一時間の林道歩きで(P)に戻ってきました。

水遊び堪能できました。                                  (記:K崎)